McDRYは、IEC61340-5-1に準拠しています。
静電気放電は、電子デバイスを破壊します。
よって、これを防止する為に下記の様な対策を実施しております。
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(1) |
静電気を帯電した人体の手がドライボックスの取手をさわります、この時静電対策を実施していない場合は、静電気が瞬時に流れて電子デバイスを破壊するか、静電気が本体にたまるか、又は、帯電したままの手先が直接ICパッケージに触れるかの3通りです。 |
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イ. |
静電気対策は取手(金属取手)→アース間を105Ω〜109Ωにする事が、最も大事です。
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その為には、取手を金属性として金属取手とアース間を導通とし、その間に1MΩ(106)の抵抗器を設置します。この様な静電気対策によって帯電した人体の静電気を取手にさわるだけで、ゆっくりアースに放電させる事が出来ます。 |
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ハ. |
棚板と本体→アース間を、約1MΩとしています。
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上記の様な静電気対策を実施する事によって、帯電した人体の高電圧静電気が、瞬時にドライボックスを流れる事を防止します。
又、本体、棚板等に導電塗装を施行しているので、棚板や本体等で静電気が発生しません。
よって、静電気による電子デバイスの静電気破壊の心配は一切ありません。 |
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IEC 61340-5-1による抵抗値
表面抵抗 1×104 ≦ Rp ≦1×1010
EPAグランド抵抗 7.5×105 ≦ Rg ≦1×109
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