McDRYによる吸湿、脱湿データ

ICパッケージの吸湿・脱湿データ



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  前処理:+125℃で24時間ベーキング処理

測定条件
加湿:周囲環境+30℃、85%RH中に25時間放置(恒温恒湿室を使用)
脱湿:湿度5%RHのドライボックスに保管
ベーキング処理後5%RHのドライボックスに保管(IPC/JEDECによるドライボックス5%RH保管例)

薄板多層プリント配線板の低湿保管例

薄板多層プリント配線板は、板厚が薄くなればなる程吸湿率が大きくなります。その含水量が、0.2重量%以上になると、実装行程でのリフローソルダリングの熱で、層間剥離、ミーズリング等の異常が発生します。
よって、超低湿ドライボックスに保管して下さい。

プリント基板(ガラスエポキシ基材)

  試料:薄板多層プリント配線板 6層
寸法:50×100×1t
測定条件
前処理:+125℃で24時間ベーキング処理
加湿:2時間煮沸
脱湿:湿度5%RHのドライボックスに保管



PBGAキャリア基板



吸湿・脱湿データ
 
 
  測定条件

前処理:+125℃で24時間ベーキング処理

周囲環境+30℃、85%RH中に25時間放置(恒温恒湿室を使用)
上記1の処理後、湿度5%RHのドライボックスに保管
ベーキング処理後湿度5%RHのドライボックスに保管




 チップLEDの吸湿・脱湿データ(フロワーライフのリセット例)
このデータは、チップLEDを実装現場で使用する場合を想定した、弊社の実験例です。
チップLEDの吸湿・脱湿データ
 

●試料:LED 3025
 (寸法3.0mm×2.5mm×t1.3mm)
 フロワーライフ168時間
●前処理:+60°Cで48時間のベーキング処理


温度30℃、湿度60%RHの環境下にチッLEDを 連続168時間放置した。

温度30℃、湿度60%RHの環境下に11時間 放置後、湿度3%RHの ドライボックスに13時間保管した。この動作を月曜日〜金曜日まで、5回繰り返しその後、湿度3%RHのドライボックスに61時間保管した。

ベーキング処理後 湿度3%RHの ドライボックスに保管。(これは、防湿包装開封後のチップLEDを そのままドライボックスに保管した状態と同じです。)






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